代理店は立地がポイント

代理店事業を行うにあたっては、立地というものも考えなければなりません。 店舗の場所を説明するにあたって「駅から徒歩3分の好立地の物件」といったような表現が用いられているように、交通網とのかねあいなども考えてビジネスをしやすい環境かどうかということで、その良し悪しについて判断されます。

店舗を出店するならば事業を営む上で適している土地を選び、決めることが必要です。 代理店の店舗を構えると考えるときに、わかりやすいものは「保険の代理店」です。

ショッピングセンターの内部などで見られる機会が多くなってきた理由は、そこが人通りも活発に流れていて良質な場所であるためです。 保険ショップには、保険について悩んでいる人が自ら足を運んできます。

つまり自分が動いているのではなく、相手に動いてもらうというわけです。 ですから売り上げが立地条件、ある意味では運に委ねられているところもあるということになります。

代理店は立地いかんによって、有効な営業ツールになるともいうことができます。 さまざまな業種のビジネスがあり、店舗があることによって販売効果がより促進されるという場合も少なくありません。

たとえば健康器具であれば、実物が店頭に置いてあって体験イベントを開催することなどで、体験した人に対して確実に効果を実感してもらうことができます。 手軽に使用することができるものですとその限りではありませんが、大部分の商材に関しては店舗があることで、プラスの販売促進効果がもたらされるところはあるのです。

必ずしも大きなスペースが必要であるということではなく、建物の中の一角でも営業することは可能です。 保険の代理店であれば、極論すればカウンターだけあれば話をすることはできます。

やはり人里離れた場所に店舗を置いているのでは、店舗としての意味がありません。 無店舗型の代理店事業もありますが、店舗を置くならば立地をしっかり考えなければならないのです。

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