代理店契約とはどのようなもの?

独立して新しい会社を作って自分で事業を始める方法としては、3つが考えられます。 一つは自分で商品やサービスを開発し、自力でビジネスを始めるやり方です。

そしてもうひとつはすでにあるビジネスに参加してビジネスを始める方法なのですが、それがフランチャイズと代理店契約になります。 フランチャイズと代理店契約の違いは、フランチャイズですとある程度の売上が約束されて入るものの初期費用が数百万円から数千万円もかかります。

しかし代理店契約は売上や約束されていませんが、初期費用が数十万円ほどでも始められます。 ですから、あまり試算がない状態からでも代理店契約なら始めることが可能です。

代理店契約を始めるメリットとしては、すぐに販売できるということがいちばんに考えられます。 新しく事業を起こすときに最初から黒字にするのは非常に難しいですが、代理店ビジネスであれば明日からでも販売できますから、現実的に取り組みやすいビジネスです。

また、自分で何か商品を開発して商売を始めようとしても、準備に手間取っているうちに大手の会社に先に似たようなものを発表されて、うまくいかないことがあります。 代理店契約ならば、すぐに始められますから準備に時間を割かれて失敗するようなことはありません。

さらなるメリットとしては、代理店契約であればやめたいときにやめることができるという点も挙げられます。 事業を始めてうまくいかなかった場合、フランチャイズ契約ですとなかなかやめることもすぐにはできません。

しかし代理店契約であれば交渉も可能ですし、販売方法を変えることもできますし、やめることも自由です。 ビジネスはある程度、自由にしたいものです。

フランチャイズですと自由度がそれほどありませんから、なかなか思うようにいかないところもあります。 自由度も欲しいものの、1人で独立して始めることは大変です。

代理店契約はある程度の自由もある上に、ある程度の安心も手に入れることができます。

  • 独立起業の虎の巻PDFダウンロードはこちら