代理店業のやりがいはどこにある?

代理店業のやりがいは、その特徴でもある「自分の自由に仕事ができる」ことにあります。 これは、同じ独立、開業の方法のひとつ、フランチャイズと比べてみればわかります。

フランチャイズは、売上や利益の出し方、そのための効果的な販売方法など、商売をするための一連のノウハウが、マニュアル化されています。 一方、代理店業は、メーカーから商品やサービスを販売する権利を得て、商売をするもので、開業者個人の人脈や、独自の営業方法によって、売上をあげていきます。

フランチャイズも代理店業も、自分で一から商品やサービスを開発して新しい事業をはじめるのではなく、すでにある商品やサービスを使って商売するという点は同じです。 しかし、代理店業の方が、個々の事業者としての独立性が強く、本部からの販売や営業方法に関する縛りが少なくなります。

自分のアイデアや工夫によって、販売が伸びれば、その分だけ報酬という形で、成果に表れます。 こうした点が代理店業の、やりがいのひとつということができるでしょう。

もうひとつの代理店業のやりがいの鍵は、扱うサービスや商品にあります。 代理店業では、保険業や旅行業などが代表的なものですが、携帯電話の販売や、近年では、WEBデザインや、クーポンサイトなどITの分野にも広がっています。

これらは、ただ単に物品を販売するだけというのではなく、お客様への販売の方法が付加価値となるものです。 その付加価値が、お客様の満足度を押し上げます。

そしてそれが、口コミや評判、紹介などによって世間に拡がり、徐々に売上げが上がっていきます。 商品やサービスを利用するお客様の支持を得るためには、お客様との「付き合い」も重要になってきます。

こうしたお客様との関係を通して、信頼関係を築いていくこともできます。 代理店経営者のなかには、「お客様からの感謝や信頼が、自分の自信になる」という人もいます。

こうした報酬だけはでない、自分への成果が、代理店業のやりがいといえるのではないでしょうか。

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