社団法人 ハウスクリーニング協会について

社団法人 ハウスクリーニング協会(公益社団法人全国ハウスクリーニング協会)はハウスクリーニングおよびインテリアクリーニングの技術の開発・技能者の養成等を行っている協会です。 ハウスクリーニング技術研修会を開催したり刊行物を発行しており、シックハウス病への対応などハウスクリーニングの正しい知識の普及向上に努めています。

社団法人 ハウスクリーニング協会はハウスクリーニング技能士の資格試験を実施している協会で、厚生労働省から指定試験機関に指定されています。 ハウスクリーニング技能士は国家資格で、等級のない単一等級となっています。 学科試験(60分)と7つの課題から成る実技試験に合格することでハウスクリーニング技能士の資格を取得できます。 学科試験は満点(50点)の60%が合否基準、実技試験は各課題でそれぞれ60%以上の得点が必要となり、7課題全て合格しなければなりません。 ハウスクリーニング職種技能検定の学科試験・実技試験それぞれに合格していれば各試験は免除されます。 技能試験ではレンジフードの洗浄、ダイニングチェア(ウール素材)、クリーニングステンレスの油汚れ落とし、五徳の汚れ落とし、ビニルクロスの汚れ落とし、磁器タイルの汚れ落とし、フローリング床のキズ補修を行います。

ハウスクリーニングは平成22年12月に国家資格として認められたため、国家資格としては新しい部類に入ります。 ここ数年でハウスクリーニングの需要が向上しているため、ハウスクリーニング技能士の資格がこれから重要な役割を持つことになるかもしれません。 現在は無資格でハウスクリーニングのフランチャイズ事業を立ち上げられますが、今後は資格が必要にならないとは言い切れません。 考え方としては資格が必要のない今のうちに開業する、または試験の難易度が上がったり課題が増えたり前に早めにハウスクリーニング技能士の資格を取得しておく方が良いかもしれません。 ハウスクリーニング技能士は資格として有効ですし、試験を受けることで知識や技術力向上ができます。

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