フランチャイズに参入するまで

買取・リサイクルの事業についてはすでにある程度のマーケットがかたまっていて、あらたに個人で参入するとなると非常に敷居の高いものになっています。 そこで買取・リサイクルのフランチャイズに参入することで、そのフランチャイズが持っているノウハウを得ることができます。

フランチャイズのオーナーとして店舗を経営することは、そのフランチャイズの看板を掲げての商売をすることですから、本部の側でもオーナーに中途半端な仕事をさせるわけにはいきません。 ですから店舗をオープンするときにはオーナーとして一人前になっているように、徹底した教育が行われるのです。

大手の買取専門店である「大吉」ではまずフランチャイズの加盟に関する資料を請求し、それから説明会に参加します。 参加者全員に対してフランチャイズシステムの概要やサポート体制、店舗に関してなどの説明があり見込まれる収支、独立して成功するために必要なことなどについても説明されます。

それから、担当者の個別対応による説明もあります。 個人的な希望やこだわりについてアピールすることができ、不明点を確認することもできます。

契約が成立してフランチャイズへ参入すれば、店舗がオープンするまでのスケジュールも明らかになります。 大吉では店舗を構えるための物件について妥協せず、勝負することのできる立地にある物件の紹介を受けることができます。

また、開店の前には買取・リサイクルの店舗をオーナーとして運営するために必要な古物商の申請を済ませなければならず、1ヶ月程度の日数が必要となります。

資金繰りのために融資や助成金が必要であれば、その申請手続きもしなければなりません。 それと並行して、店舗を営業するために必要な知識や技術を身につけるための研修も受ける必要があります。

店舗では内装やレイアウトについてイメージをかため、それを実現させるための工事も行われます。 備品の準備なども済ませて、オープンの日を迎えることになります。

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