ビジネスモデルから考える
フランチャイズに加盟して店舗を構えるにあたっては、どのようにして利益を生み出していくのかということが大切です。 フランチャイズといえば、そのフランチャイズのブランド力を使うことができるという点は大きな強みです。
つまり有名な看板を掲げているお店があれば、それだけで人が入って来てくれるという可能性もあるということです。 しかしながら、たとえばコンビニエンスストアのフランチャイズですと、交通網が変わったときにお店へ来る人が少なくなったという例もあります。
利益を生むしくみはとても大切なものであり、ビジネスモデルといわれます。 中古品などの買取・リサイクルをするビジネスでは、利益につながりやすい要素が多くそろっています。
まずは、初期費用を抑えることができるということです。 最低で広さが2坪もあれば開業することができ、広く大きな店舗を準備する必要はありません。
店舗の準備にお金がかかってしまうと、その投資を回収するまでにもかなりの時間がかかってしまいます。 また、1人でも開業することができますから人を使うことによるトラブルなどもなく、人件費を抑えることができます。
通常ですと中古品を買い取っても、それを売ることができなければ利益にはなりませんが、このときにフランチャイズの強みが活きるのです。 買い取った品物は自分で販売しても良いのですが、フランチャイズでは加盟しているチェーン店の全体で循環させることができるのです。
そのため、在庫が過剰になるというリスクはありません。 昨今では金の買取ニーズが高まっていて、これはしばらく続くと見込まれています。
また貴金属やブランド品、切手、古美術などといった幅広い品物が取り扱われています。 つまり、たとえばあるひとつの品物について買取ニーズが少なくなってしまっても、ほかの商品があります。
多くの品物について需要が同時に少なくなるということはなく、景気の影響を受けにくいということでもあります。