神奈川での出店を考える

買取・リサイクルのビジネスは魅力的ですが、未経験の人には敷居の高いビジネスです。 貴金属やブランド品の目利きができないといけませんし、経営戦略も難しいところがあります。

フランチャイズに加盟することで、商品の目利きや経営について研修を受けることができます。 店舗の物件の斡旋、経営するうえで困ったときの相談、商品の買い取り価格の相場の情報などのバックアップを受けることができます。

リサイクル・買取のビジネスは、どの都市で行うかによって事情が異なってくることでしょう。 神奈川県の場合はどのような事情があるのでしょうか。

「大黒屋」の場合ですと、22の店舗が出ています。 特に多いのは、横浜市です。

港北区と西区には2つの店舗が出ています。 港北区のほうを取り上げると、網島駅前店と日吉駅前店の二つの店を出しています。

いずれも駅前店ということで良い立地条件にあり、チケットの販売と買取、ブランド品や貴金属の買取、家電買取、ケータイ買取を行っています。 日吉駅前店は、網島駅前店からは1.9kmしか離れていません。

同じような物を扱う店舗が1.9kmしか離れていないということは競争も激しくなるのではないでしょうか。 網島駅前店から見て、武蔵小杉駅前店は4.1km、鶴見駅西口店は4.5km、川崎店は6.0km、溝の口店は6.0kmしか離れていません。

狭いところに、同じフランチャイズのチェーン店が集まっています。 「大吉」の場合は神奈川県には多くのチェーン店が集まっています。

ここでも特に多いのは横浜市です。 大吉も網島に店を出しています。

網島店は、金、プラチナやダイヤモンドなどの貴金属、ブランド品、時計、切手などを取り扱っています。 それ以外にも、カメラ、テレカ、記念コイン、携帯電話、金券など多くの商品を査定して買い取っています。

大吉の場合は、同じエリアに2店以上出さないようにしています。 しかしながら他のフランチャイズの買い取り店と競合することは避けられないことでしょう。

わずかな例をあげただけですが、神奈川県では特に横浜市で競争が激しいのではないでしょうか。

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