東京での出店を考える

買取・リサイクルの事業を行う場合には、経験を積んだ人でない限りは、フランチャイズに参入して経営する方法が一般的でしょう。 フランチャイズに参入することで、買取の目利きの仕方を教えてもらったり、経営のノウハウを教えてもらえます。

開業の時も、開業した後も本部からのバックアップを受けることができます。 その時に、買取リサイクルの需要があるのか、競合店はないのかなども考慮しておく必要があります。

東京で開業する場合はどうなのでしょうか。 「大吉」を例にとると、青森県、秋田県、岩手県などには一店舗ずつしかないのに、東京都は25近くの店舗が存在します。

大吉では出店するにあたってはエリア制をとっています。 ですから近くに店が集まっていることはないでしょうけど、かなり密集していると言えるでしょう。

東京都のお店は、牛田ビル1階、駅前ビル1買い、ユキミビル1階といったようにビルの一階に店舗を構えていることが多いです。 例えば、大吉の三鷹店は牛田ビルの1階にあるのですが、JR三鷹駅の南口より徒歩1分ところにあり集客が期待できそうです。

ティファニーチャーム、高級腕時計、アメリカの銀貨などを買い取っています。 大吉では、エリア制をとっていることと関係あるのかもしれませんが、地域密着型の店舗を目指していて、お得意様もいるようです。

「おたからや」のフランチャイズにしても、東京には30以上のお店があります。 駅から歩いてすぐの所に店が多いのも特徴です。

武蔵小金井駅の近くに武蔵小金井店が3月1日にオープンしています。 若林ビルの2階です。

金、時計、ブランド品、切手、大判小判、小銭、貨幣セットなど多種多様な品目を買い取っています。 「金銀堂」の店舗は関東・甲信越に多いですが、東京はその中でも多くの割合を占めています。

銀座の店舗は駅の近くにありますが、銀座白亜ビルの4階にあります。 少しの例を見ただけですが、東京には買取リサイクルのお店が多くて、激戦区であるということが言えるのではないでしょうか。

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