学習塾開校までの流れ

フランチャイズ本部に加盟後、実際に開業を行うまでの流れはどういったものになるのでしょうか? 以下、簡単に開業後の全体的な流れについて説明したいと思います。

(1) 会社設立、教室となる物件の選定 開業を決めて、開業資金の目途が立った段階で、  教室となる物件の選定、契約手続きをする必要があります。 また、法人の設立や銀行口座の開設手続きも必要となります。

次に、必要に応じて、教室に必要な什器備品等を揃えなければいけません。 そういった、学習塾を開業する上で必要なハード面について、順番に揃えていく事が必要です。 この段階では、普通の会社設立、起業手続きと似ています。 適宜、フランチャイズ本部のサポートの下、粛々と準備を進めていきます。

(2)生徒の募集及び講師の募集、時間割の作成、教材準備等 教室の準備が整ったら、生徒の募集活動をします。 募集活動は、DMの送付や各種媒体への新規開校案内を掲載を行う等が一般的です。 その他、入塾説明会や体験入塾などのイベントを開催し、生徒の募集を行います。 並行して、講師や事務員の採用、教育・研修も行わなければいけません。 次に、開講講座のプランニングや時間割の作成、授業で使う教材等の準備を行います。 これらの段階は、場合によっては、(1)の開業準備と並行して行っていく事もあります。 この段階が最も忙しい時期の一つで、やらなければいけない事が沢山あるので、 フランチャイズ本部のサポートを出来るだけ受けて進めていきましょう。 本部によっては、開業パッケージとして、開業に必要な一連の事項について手厚い支援を提供しています。

(3)開業~本格スタート 生徒も入塾してきて、いよいよ授業が始まると、生徒や保護者のフォローが 必要となってきます。また、追加の生徒募集、採用活動、各情報収集を行っていきます。 この段階になってくると、オーナーの独自性、手腕の発揮が期待される場面となってきます。 また、学習塾は、春の進学・進級期、夏休み等の長期休暇、冬の受験シーズン等の季節によるイベントに合わせて準備する事があるので、 開業後、まず1年は手探りの運営が続くかもしれません。 完全にゼロから学習塾を立ち上げる場合は困難に直面することも多いかもしれませんが、 フランチャイズ本部に加盟していれば、運営後のノウハウや経営上の悩みなどについても相談できるので、 経営に不安がある方も安心して始めることができるでしょう。

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