実はみんな同じことで悩んでいる。起業家が抱える5つの悩み
起業家は共通した悩みを抱えています。
資金不足、人材不足、知識・経験不足など、大なり小なり起業家は悩みを抱えているものです。一方、起業後に悩みに直面するより、あらかじめ悩みを知っておけば対処法を考えておけます。
起業家が抱える5つの悩みをまとめましたので、これから起業される方はこうした悩みがあるということをぜひ知っておいてください。
起業家はみな、なにかしらの悩みを抱えている
起業家は経営者であるため、会社員とは違った悩みを抱えています。もちろん会社員には会社員の悩みがありますし、悩みのない人などいませんが、起業家には特有の悩みがあるものです。
起業家はみな、なにかしらの悩みを抱えているもので、成功を収めている人もそうした悩みと戦っています。みんな悩んでいるのだと思えば少しは心が軽くなりますし、あらかじめ悩みを知って対処法を考えておきましょう。
起業家が抱える悩み
資金不足
多くの起業家が資金不足に悩んでいます。ビジネスのアイデアはあるけれど起業するための資金が足りない、または起業後に運転資金が足りずに頭を抱えている起業家はたくさんいるわけです。
開業資金については融資を受けて不足分を補うべきか、必要な自己資金が貯まるまで待つべきか悩むところだと思います。
できれば自己資金だけで開業した方がリスクを下げられますが、その前に本当にそれだけの資金が必要なのか見直してみましょう。居抜き物件を探したり、二等地以下でも集客できる方法を考えたり、資金を節約できることがあるはずです。
フランチャイズで低資金で開業できる事業を探したり、店舗引き継ぎ制度のある本部を探したりするのも資金を抑える方法のひとつといえます。
人材不足
人材募集をかけているけれど、思うように人材が集まらないことがあります。日本はいま人材不足に陥っているため、多くの起業家が人材不足に悩んでいるのです。
人手が足りないほど事業が忙しくなるのは嬉しいことですが、一人では回しきれなくなるほどの仕事量ではいつか限界がきます。
人材不足を解消するために、バックオフィスをサポートするWebサービスやツールを使用するという方法も検討しましょう。最近はクラウド上で使用できる会計ソフトや請求書作成ソフトが増えていて、しかもリーズナブルな値段で利用できるので人件費の節約にもなります。
出典:請求書発行・見積書作成・クラウド経営ツール - board
知識・経験不足
事業を行うのに必要な知識や経験が不足している場合もあります。
事業を始めてから経験を積んでいくことも必要ですが、起業に必要な知識・経験が備わっていないと悩んでいる起業家も多いことでしょう。参考書を読んだだけでは実務で対応できないこともありますし、専門学校に通うのにも多くの費用がかかります。
フランチャイズは知識・経験不足を解決する優良な方法となります。というのもフランチャイズに加盟すると本部が持っているノウハウの提供を受けられますし、開業前には研修を受けられるので未経験者でも開業が可能となっています。未経験の分野で起業するならフランチャイズがおすすめです。
孤独
経営者はよく孤独であるといわれます。
経営者という立場から従業員との間に距離があることが多いですし、一人で事業を行なっている起業家は悩みを相談できる相手がいないという悩みを抱えています。起業家は自分から積極的にコミュニケーションを取りにいかないと孤独は解消できません。
もしくは起業家は孤独であることは当たり前だと思ってしまえば孤独に囚われずに済みます。起業してから孤独だと気づくのは辛いですが、最初から孤独であると分かっていれば覚悟ができるでしょう。
健康面の不安
会社員なら有給がありますし自分が休んでも周りがカバーしてくれますが、起業家はそういうわけにもいきません。特に一人で事業を行なっている起業家は、自分が休むと収入が完全にストップしてしまいます。数日休んでも収入が途絶えない仕組みがあればいいのですが、そうした仕組みを作るのは簡単ではありません。
起業家は運動不足に陥りがちで、働き詰めで体調を崩してしまうこともあります。忙しくても運動をすること、休むことも仕事だと思ってしっかり休養をとるようにしましょう。
定期的に健康診断を受ける時間を作ることも必要です。会社員なら1年1回健康診断を受けなければなりませんが、個人事業主は自分から健康診断に行かないといけません。自治体が行なっている健康診断なら安い料金で受けられるので、1年に1回は健康診断を受けるようにしましょう。
おわりに
起業家の悩みはだいたいこれら5つに当てはまります。他にも悩みはありますが、やはり資金不足や人材不足は経営者になったからこそ生じる悩みです。
フランチャイズで開業するという選択肢もありますので、視野を広く持って対処法を考えてみましょう。