成果を出せるビジネスパーソンの必須スキル「雑談力」を高める7個のコツ
たかが雑談、されど雑談。ビジネスでは雑談が営業成績に大きく影響するものです。
成果を出せるビジネスパーソンは共通して高い雑談力を持っています。雑談力はデキるビジネスパーソンになるための必須スキルと言っても過言ではありません。
そこで今回は、雑談力を高める7個のコツを解説しますので、雑談に自信がないビジネスパーソンはぜひ参考にしてください。
デキるビジネスパーソンは雑談力を身につけている
デキるビジネスパーソンは仕事の話やプレゼンだけでなく、雑談力も身につけています。何でもない雑談は相手の緊張をほぐし、距離を縮める効果があるためです。
また、雑談の中にビジネスのヒントが隠れていることもあるので、雑談の力をあなどっていてはいけません。
「いつも雑談が長続きしない…」と嘆いている方も、これから解説するコツを押さえれば雑談が上達します。雑談もテクニックのひとつなので、デキるビジネスパーソンになるために雑談力を磨きましょう!
雑談力を高める7個のコツ
相手を観察する
雑談力を高めるに、まず相手をよく観察することから始めてみましょう。雑談力が高い人は相手をよく観察しているものです。
相手がどんなタイプの人なのか、どんな話し方をする人なのか、どんなアイテムを身につけているのかなど、注意深く観察します。身につけている腕時計がブランド物やこだわりを感じる物であれば、それをきっかけに話を広げることです。
観察するということは相手に興味を持つことなので、相手は自分に興味を持ってくれる人には自然と色々な話をしたくなります。
相手の話をよく聞く
雑談力が高い人は自分の話ばかりをするのではなく、相手の話をよく聞いています。相手のことを知らなければ雑談は続きません。自分の持っている話をしようと思うのではなく、相手の話を聞いた上で会話を続けられる人こそが雑談力が高いといえます。
同じように会話をしていても雑談が続く人と続かない人の違いは、相手の話から会話のヒントを得ているかどうかです。相手を観察し、話をよく聞けば相手のことがだんだん分かってきます。
雑談が続かない人は、意識して相手の話をよく聞くようにしましょう。
相手に共感する
雑談をする上で共感は非常に大事です。自分の考えや好きなことに共感してくれる人には自然を色々と話をしたくなります。
嬉しいこと、楽しいこと、辛いこと、大変なことなど、相手の話に共感をすることで相手との距離が縮まり、雑談は長続きするものです。自分に置き換えてみると、自分の話に共感してくれる人にはついつい色々と話したくなりますよね。
労いの言葉をかける
「忙しそうですね」「大変ですね」といった労いの言葉は相手の心をほぐす効果があります。「自分の大変さを分かってくれる」というのは嬉しいものです。労いの言葉をかけると「そうなんですよ、毎朝早く大変で…」と相手から雑談の続きをしてくれることが期待できます。
そのため、労いの言葉をかけるには相手に興味を持って観察し、共感することが重要です。それを労いの言葉として伝えることで相手は心を開いてくれやすくなります。
相づちのバリエーションを増やす
相づちがワンパターンだと相手はちゃんと話を聞いてくれているのか不安になります。「そうなんですか」「へー」といった単純な相づちだけでは共感していることは伝わりません。雑談力を高めるには相づちのバリエーションを増やす努力が必要です。
「そうなんですね、それは知らなかったです」「なるほど、そういう考え方もいいですね」というように相づちに共感を加えると、相手は話を聞いてくれていると感じますし、気持ちよく話せます。
相手に気持ちよく話をしてもらう質問
成功体験や得意なことは自分から話しにくいものです。こちらからそういった話を上手にふると、相手は気持ちよく話をできます。
「これだけの実績をあげるために何か特別な努力をされたのですか?」 「英語が堪能だとお聞きしたのですが、英語を習得するコツはあるのでしょうか?」
といったような実績やスキルに関する質問をされて嫌な思いをされる方はほとんどいないでしょう。これもつまりは相手に興味を持ったことで生まれる雑談です。
媚びているような質問の仕方だと嫌がられるので、自然に相手が気持ちよく話せるような質問の仕方をしましょう。
オウム返し
自分なりの相づちや共感ワードが思いつかない時は、とりあえずオウム返しをしてみましょう。相手が「◯◯で大変だったんですよ」と言えば、「大変だったんですね」と返し、相手が「寝不足なんですよ」と言えば「寝不足なんですよね」と返すだけです。
オウム返しばかりでもいけないので、少しずつ自分なりの相づちを加えてくと自然と雑談力が身についていきます。困った時はオウム返しを使うとなんとかなるものです。
おわりに
雑談力を高めるには、「相手に興味を持つ」ことが大事です。相手に興味を持たなければ会話が続きませんし、相手もそれを察知して雑談を広げようと思わなくなります。
相手に興味を持ち、よく観察し、よく話を聞くことを意識すれば自然と雑談力は高まっていくでしょう。