起業する前に読んでおきたい!お金について学べる本6冊
会社のお金をどう管理し、どう回すかは経営者次第です。経営者にお金の知識がないと無駄な経費や投資が増え、せっかく稼いだお金もあっという間に減っていきます。
起業してからは忙しく時間がとれないことも想定されますので、できれば起業する前にお金について学んでおきましょう。
経営者はお金について真剣に学ぶべき
経営者はお金のやりくりが主な仕事といっても過言ではありません。経営者のお金の管理がいい加減だと、いくら事業が順調でもたちまち資金が底をついてしまいます。
どんぶり勘定のせいで黒字倒産する中小企業は多く、そういった会社は経営者がお金について真剣に学んでいればもっと利益を増やせたでしょう。
黒字倒産に陥らないためにも、経営者はおかけについて学んでおくべきです。
お金について学べる6冊の本
バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
出典:バビロンの大富豪 「繁栄と富と幸福」はいかにして築かれるのか
お金に関する古典として現在も多くの人に読まれている名著です。本書が書かれたのは1920年代で現在と紙幣価値も経済状況も大きく変わっていますが、"富"に関する考え方は現代にも通用するものがあります。
古典と言われる名著は時代が変わっても変わらない本質をついているので、いま読んでも勉強になることでしょう。
となりの億万長者―成功を生む7つの法則
こちらも"富"をテーマにしたお金のことが学べる名著です。1万人以上の億万長者の統計データを元に、お金持ちになるための法則を導き出しています。
億万長者はどのように資産を築いていったのか、そのプロセスがわかり、とても役立つ情報満載です。意外にも億万長者は倹約家が多く、お金との向き合い方について考えさせられます。
年収350万円のサラリーマンから年収1億円になった小林さんのお金の増やし方
出典:年収350万円のサラリーマンから年収1億円になった小林さんのお金の増やし方
サラリーマン時代から月収1,000万円を稼ぐ月もあったという小林さん。毎月の資金繰りに四苦八苦する自転車操業ではなく、ストックビジネスで継続的に収益を得られるビジネスを複数行い、年収1億5,000万円を稼げるようになりました。
小林さんと同じビジネスではなくとも、脱サラして起業しようと考えている方にとって参考になる内容です。
あなたの会社のお金の残し方、回し方
資金繰りは個人事業や会社を経営する上で切っても切れない悩みです。本著は資金繰りと銀行交渉のノウハウを記した本で、戦略的なお金の残し方と回し方を教えてくれます。
資金繰りでやってはいけないこと、銀行から融資を受けるための交渉術などが書かれていて、個人事業主や中小企業経営者にとって非常に勉強になる内容です。
ダントツ人気の会計士が社長に伝えたい 小さな会社の財務 コレだけ!
出典:ダントツ人気の会計士が社長に伝えたい 小さな会社の財務 コレだけ!
中小企業の経営者向けに書かれた、会社の財務のコツを教えてくれる本です。著者が独自に考案した「未来会計図」を用い、利益の出る財務管理の方法を指南してくれます。
中小企業だからこそ、経営者の財務管理能力が問われることがよくわかるでしょう。
難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
出典:難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
東大卒で外資系証券や保険会社の勤務経歴を持つお金のプロ・山崎元氏が資産運用について教えてくれます。お金に関して知識が少ない方でも理解しやすい内容で、金融に対する苦手意識を克服するのにも役立つでしょう。
「お金のことを学びたいけれど、資産運用って難しそうで…」という方にぜひ読んで欲しい一冊です。
おわりに
同じ資金でもどう使うかで将来の資産が大きく変わってきます。いくら商才がある経営者でもお金の管理ができていないと、事業が右肩下がりになった時に一気に会社が傾いてしまうはずです。
お金の管理は難しい、面倒くさいと思わず、仕事のうちだと思ってお金について学んでおきましょう。