起業して最初のオフィス選びで失敗しないための8個のポイント

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初めてのオフィス選びは何を基準にすればいいかわからないですよね。賃貸オフィスは会社のイメージや快適性に大きく影響するので、じっくり比較して選びましょう。

オフィス選びで失敗しないための8個のポイントをまとめましたので、起業して最初のオフィス選びで困っている方はぜひ参考にしてください。

オフィス選びで失敗しないための8個のポイント

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ポイント1:不動産会社は複数件回る

住宅の物件探しと同様に、オフィス探しも複数件の不動産会社を回るようにしてください。大手と地域密着型の不動産会社では扱っている物件が異なりますし、仲介手数料にも差があります。

大手の不動産会社は扱っている物件数が多く、幅広く物件探しが可能です。地域密着型の不動産会社は大手と比べて扱っている物件数は少ないものの、大手が扱っていない物件を扱っていたり、その地域に関して大手よりも豊富に情報を持っていたりすることがあります。

ポイント2:駅から徒歩○分の表記だけで判断せず実際に歩いてみる

「駅から徒歩○分」という表記は、「徒歩1分」=「80m」という基準で計算されています。ただ、人によって歩く速度が違いますし、信号や踏切の状況によって必ずしも表記通りにならないこともあります。

これに関しては実際に歩いて確かめてみるのが一番です。また、踏切などがある場合はさらに時間差が生まれやすくなるので、通勤の時間帯のことも考慮しておきましょう。

ポイント3:初めて来社する人が迷わないか

来客も想定するならば、初めて来社する人が迷わない立地にあるオフィスを選びましょう。社員なら一度場所を覚えれば迷うことはないと思いますが、初めて来社する人にとってわかりにくい場所にあるオフィスは困ります。

来客が多い会社は、わかりやすい場所にあるオフィスを選んだ方が良いでしょう。

ポイント4:エントランスの印象

オフィスビルのエントランスは会社の印象に影響します。高級感があればいいかと言えば必ずしもそうではなく、来客が多い会社なら入りやすいエントランスが好まれます。

信用が重視される業種であるならば、高級感がある方が好ましいと思います。このように業種によってエントランスの相性が異なりますし、会社のイメージも左右する場所なので、会社に合った雰囲気のエントランスであるかをチェックしておきましょう。

ポイント5:清潔に保たれているか

オフィスビルの清潔感は重要です。新しいビルであっても清掃が行き届いていないビルは来客に印象が悪いですし、反対に古いビルでも清潔感があれば印象が良くなります。

清掃状態は管理会社の管理の質を判断する材料になるので、内見する際はビル全体の清掃状態をチェックしておきましょう。

ポイント6:空調システム

オフィスビルの快適さは空調システムによって大きく左右されます。空調能力に問題がなければいいのですが、空調システムが古い、または適切に管理がされていないビルは温度、湿度、臭いを不快に感じることでしょう。

季節によって空調の使用状況が異なるので判断が難しいですが、事務所内だけでなく、ビル全体で空調がしっかり効いているかをチェックしてください。

オフィスビルの空調は、ビル全体でコントロールする「セントラル空調」と、フロアや部屋ごとにコントロールできる「個別空調」の2種類あります。「セントラル空調」は個別に空調を調整できないので、「個別空調」の方が利便性が高いです。

ポイント7:セキュリティ(防犯対策)

起業したてだから盗まれる物はないと油断してはいけません。オフィスビルは人の出入りが多いため不審者が堂々と侵入できますし、夜間は無人であることが多いので少々物音をさせても気づかれにくいことから空き巣に狙われます。

ビルの規模にもよりますが、管理人が常駐している、警備会社のセキュリティに加入しているなど、どの程度のセキュリティ(防犯対策)を備えているか確認しておきましょう。

ポイント8:トイレは男女別か

トイレが共用だと女性従業員が利用しにくく、男性従業員も遠慮してしまうためお互い気を使います。

必須条件ではないものの、オフィスのトイレは男女別であることが望ましいです。

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