時間もお金も無駄になる!5個の間違った人脈の広げ方

f:id:urj:20161215034526j:plain ビジネスにおいて人脈は無形の財産といえます。異業種のパートナーと新しいビジネスを立ち上げたり、困った時に手を貸してくれたりする人脈を持っているのは大きな力です。

しかし、人脈を作ろうと思うものの、全然人脈が広がらずに悩んでいる経営者は多いのではないでしょうか?人脈作りがうまくいかない人は、これから解説する5個の間違った人脈の広げ方に該当していないか、確認してみてください。

間違った人脈の広げ方

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出会ってから短時間でビジネスの話をする

早くビジネスの人脈を広げたいと思うあまり、出会ってから短時間でビジネスの話をするのは良くありません。自分が相手の立場だったと考えてみてください。出会ってまだ何時間も経っていないのに、いきなりビジネスの話をされても困るでしょうし、相手を警戒することでしょう。

飛躍したたとえですが、男性が出会ったばかりの女性にいきなり付き合ってくださいというと警戒されるどころか、神経を疑われることでしょう。それと同じことを相手にしてしまっているんだなと、良く理解しなければなりません。

早くビジネスの話に進めたいという気持ちもわかります。しかし、それはお互い相手のことを知ってからの話で、お互いを良く知らない状態でする話ではありません。「急いては事を仕損じる」ということわざがあるように、急いで結果を得ようとせず、相手のことを知った上でビジネスの話をすべきかを判断しましょう。

急いで信頼関係を築こうとする

急いで信頼関係を築こうとするのも良くありません。人はそれぞれ心の中にテリトリーを持っています。そこにまだ深い付き合いもない相手に踏み込まれると不快に感じます。ビジネスの話をするのは信頼関係を築いてからですが、だからと言って早く信頼関係を築こうと遠慮もなく相手のテリトリーに入っていくのは失礼です。それによって逆に信用を失いかねません。

自身のビジネスがうまくいっていない場合、人脈を広げて活路を見出したいと焦る気持ちもわかりますが、信頼関係は無理に築くものではありません。相手の都合を無視して信頼関係を築こうとする、自分本位な考えはやめましょう。

なんとなく異業種交流会に参加する

異業種交流会はさまざまな業界で働く人に出会えるチャンスですが、ただ参加すればいいというわけではありません。目的を持たず参加をしても名刺交換をして終わるだけで、ビジネスにつながりません。

もちろん参加する価値のある異業種交流会はたくさんありますし、異業種交流会自体を否定しているわけではありません。結局は参加する本人次第で、時間を有益にするか無駄に終わらせるかは自分の行動で決まります。参加すれば優れたビジネスアイデアを持っている人と出会えるかも、という他人任せの考えでは有益な人脈を作れるはずはないということです。

自分の利益しか考えていない

ビジネスはWin-Winの関係であるべきです。自分の利益しか考えていない人は、信頼されるはずもありません。逆に自分ばかり損する関係では良好なビジネスパートナーとはいえません。

ビジネスはお互いが利益を得てこそ成り立ちます。多少の割合の偏りはあるでしょうけれど、相手は自分に利益があると判断したからこそビジネスの話を聞いてくれるのです。相手にとっても利益になる話であれば、相手も興味を持って聞いてくれることでしょう。

相手にとって価値のある知識や経験、スキルを提供していない

人脈作りは学校とは違います。学校なら先生や講師に一方的に教えてもらうだけでいいですが、人脈を作りたいなら相手にとってメリットになる知識や経験、スキルが必要です。相手から一方的に学ぼうとするのは都合がいい話で、相手にとってもメリットがなければ人脈は築けません。

相手が知らない業種の知識や経験やスキルを持っているなら、それを提供するべきであり、そうすれば相手も自分が知らない業種のことを教えてくれるはずです。もし、相手が自分が学ぶことしか考えていないなら今後の付き合いを考えた方がいいでしょう。

メンターを見つけたいのなら、また別の話になってきます。仲間を見つけるにしても、相手の助けを借りるだけで自分は手を貸さないのは対等の関係とはいえません。

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