ビジネスパーソンが運動をすることで得られる7個のメリット
仕事が忙しいと運動を疎かにしてしまうので、運動不足になっているビジネスパーソンは多いことでしょう。 特に自営業や起業されている方は事業のことで頭がいっぱいで、運動まで気が回らないかと思います。
そこで、運動をしなきゃと思っているけれどなかなかモチベーションが上がらないという方のために、運動することで得られる7個のメリットをご紹介します。メリットは多ければ多いほど意欲につながるので、運動不足の自覚がある方はぜひご覧ください。
運動することで得られる7個のメリット
1:疲労回復
運動をすると体力を使って余計疲れてしまうのでは?と思われるかもしれませんが、適度な運動は疲労を回復させる効果があります。
運動しないと血液の循環が悪くなって老廃物が溜まりやすくなり、適度な肉体の疲労がないと睡眠の質が落ちるため、だんだん疲労が溜まっていきます。
運動することで血液のめぐりがよくなって老廃物が排出されやすくなり、適度に肉体を疲労させることで睡眠の質が高まり、その結果、翌日に疲れを持ち越さずに済みます。ストレッチなど軽い運動をすることは縮んだ筋肉を伸ばす効果があり、疲労回復につながります。
2:疲れにくくなる
運動をして体力がつけば疲れにくい体になり、もっと精力的に仕事ができるようになります。やらなきゃならない仕事ややりたいことがあるけれど体力がもたない…という方は、まず体力をつけましょう。
仕事は体が資本ですので、仕事のためにも体力は必要です。
3:ストレス発散になる
体を動かすことはストレス発散に効果的です。ただ走って汗をかくだけでもストレス発散になります。
毎日毎日仕事だと思うと気が滅入ってきますので、思い切り体を動かしてストレス発散をしましょう。
4:ストレス耐性がつく
運動をして体力がつくと疲れにくい体になるだけでなく、ストレスにも強くなります。疲労は精神的なストレスになりますので、体力がつけば疲労に対するストレス耐性がつきます。
5:集中力がつく
運動は体力や筋力をつけるだけでなく、集中力を高める効果もあります。有酸素運動をすると脳が刺激され、集中力や創造力など重要な役割を担う前頭前野が鍛えられるとされています。
また、運動した後は脳細胞の増殖と保護を担う物質「脳由来神経栄養(BDNF)の分泌が促され、集中力が高まります。集中力は脳の機能なので運動とは無関係と思ってしまいますが、実は深く関係しているのです。
6:うつの改善・予防
運動は別名・幸せホルモンとも呼ばれる脳の神経伝達物質・セロトニンの分泌を促す効果があります。
セロトニンは心を平常に保つ役割を担っている物質で、少なくなるとうつ病にかかりやすくなると言われています。運動不足状態だとセロトニンの分泌が少なくなり、うつ病が引き起こされる可能性があります。
ストレスもうつ病の原因となるので、運動をしてストレス発散し、セトロニンの分泌を促すことはうつ病の改善と予防の効果が期待できます。
他にも、太陽の光はセロトニンの分泌を促す効果があるので、朝起きたらまずカーテンを空けて太陽の光を浴び、そのまま運動すれば効果が高まるでしょう。
7:ポジティブになる
セロトニンが欠乏すると、不安に感じたりイライラしたりしやすくなり、ネガティブな思考に囚われてしまいます。
いくらポジティブ思考にならなきゃと思っていても、心の平穏を保つセロトニンが不足していては感情のコントロールが効かなくなってしまいます。
運動をしてセロトニンを分泌させることで不安やイライラする気持ちを抑えられるので、ポジティブ思考を保ちやすくなります。
時間がない時の運動はどうすればいい?
仕事で忙しくて運動をする時間がなくて悩んでいるビジネスパーソンは多いと思います。運動はなにも1時間も2時間もする必要はありません。 1日20分〜30分でも充分に運動になります。
いつもよりちょっと早起きしてランニングをするとか、エスカレータを使わずに階段を使うとか、遠回りして少しでも歩く距離を伸ばしてみるとか、工夫すれば体を動かす時間を作れます。
お風呂上がりにストレッチすると凝った筋肉がほぐされて疲労が回復しやすくなるので、多忙で運動する時間を作れない方はストレッチだけでもしましょう。