競合が少ないから成功しやすい?フランチャイズとブルーオーシャンの関係

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フランチャイズでビジネスをはじめるなら、ブルーオーシャン戦略について学んでおいて損はありません。そこで本記事ではブルーオーシャンとフランチャイズの関係について解説しています。

「ブルーオーシャンとは何か?」や「フランチャイズとどういった関係があるのか?」を理解することはビジネスの成功に大きく影響するので、フランチャイズで起業を考えている方はぜひ最後までお読みください。

ブルーオーシャン戦略とは

ブルーオーシャンとは「競合が少ない未開拓の市場」を指します。

フランスの欧州経営大学院(INSTED)のW・チャン・キム教授とレネ・モボルニュ教授が提唱した概念で、競争が少ない市場を「ブルーオーシャン」、対して競争が激しい市場を「レッドオーシャン」と定義しています。

ブルーオーシャン戦略は、競合が多く勝ち残るのが難しいレッドオーシャンよりも、競合が少ない未開拓のブルーオーシャンを開拓しようというものです。言葉でいうほど簡単なものではないですが、ブルーオーシャンを見つけることができれば競合が少ない市場で優位にビジネスができます。

飽和状態の市場で生き残るのは難しい

参入企業が多く、飽和状態の市場=レッドオーシャンに新規で参入して生き残るのは難しいことです。先発企業にはない新しい技術や商品、販路があるならまだしも、大きな武器がない状態で新規参入して生き残れるほどレッドオーシャンは甘くはありません。

どの市場でも生き残るのは簡単なことではありませんが、参入する市場を選ぶのも戦略のひとつです。他に選択肢があるならわざわざ競争が激しいレッドオーシャンに足を踏み入れる必要はありません。

もしレッドオーシャンに参入するなら自力で起業するより、フランチャイズに加盟した方が成功する可能性は高いといえます。

フランチャイズとブルーオーシャン戦略の関係

フランチャイズの世界もレッドオーシャンとブルーオーシャンに無関係ではありません。競合が少ないブルーオーシャンの方が参入がしやすく、先にビジネスを安定できれば、たとえ後発の企業が参入してきても優位に立てます。

ただ、ブルーオーシャンで成功するには差別化が必要で、個人で実現するには難しいこともあります。そこで考えたいのがブルーオーシャン市場を開拓しているフランチャイズへの加盟です。

フランチャイズ本部はその事業に関するノウハウを持っているので、個人では難しい事業にも参入できます。しかもブルーオーシャンとなれば競業が少ないので参入の敷居が下がり、開業後はシェアを獲得できる可能性が高くなります。

ブルーオーシャン戦略についてはフランチャイズの窓口で詳しく解説していますので、こちらの記事をご参照ください。

www.fc-mado.com

競合の少ないブルーオーシャンのフランチャイズの例

ストレッチアップ

f:id:urj:20170207204057j:plain 出典:ストレッチアップ

マッサージ専門店のフランチャイズはたくさんありますが、ストレッチ専門店はほとんどありません。マッサージ専門店はレッドオーシャンで、低価格競争が起こっています。その点、ストレッチ専門店は競合が少ないブルーオーシャンであるため、マッサージ専門店より狙い目です。

「ストレッチアップ」は20坪前後あればいいので、低資金で開業・運営できます。会員制ストック型ビジネスを採用しているので、一定数の顧客を確保できれば安定した収入が見込めます。

水道直結型ウォーターサーバー「CoolQoo」 f:id:urj:20170207204113j:plain 出典:水道直結型ウォーターサーバー「CoolQoo」

「CoolQoo」は水道直結型のウォーターサーバーで、従来のボトル型ウォーターサーバーとは異なります。ボトルの交換が不要なので手間がかかりませんし、水道水をろ過するので低コストであることも強みです。

「CoolQoo」のフランチャイズは本部に顧客を紹介するのが主な仕事で、従来のボトル型ウォーターサーバーを利用している個人宅、店舗、法人に営業して契約を取り付けます。

水道直結型ウォーターサーバーのフランチャイズは他にないブルーオーシャンで、しかも仕入れ在庫の負担がないので低リスクでビジネスができます。

おわりに

参入する市場によってビジネスの進め方が大きく変わります。レッドオーシャンに飛び込んで苦戦するより、ブルーオーシャンに参入しているフランチャイズ本部を見つけた方が戦略的な判断だといえるでしょう。

ビジネスで成功を望むなら、ブルーオーシャンを見つけましょう!

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