事業者はITトレンドを理解すべし!パソコンに疎くても知っておきたいITに関する用語5個

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ITに関する用語は難しく感じるものが多いためか、つい理解するのを避けてしまいたくなります。しかし、ITトレンドを理解しておかなければ時代に置いていかれてしまいます。

事業者はトレンドを把握するのも仕事のうちなので、これから解説する5個のIT用語を理解しておきましょう。

事業にITは欠かせなくなっている

どんな事業にもITは関係しています。ITがなくてもできる事業もありますが、ITを導入することで業務が効率化できます。

最近ではクラウド勤怠管理やクラウド会計といったクラウド上で利用できるサービスが増えており、低予算でも事業の効率化ができるようになってきました。パソコンが苦手でITはよく分からないという方も多いと思いますが、ビジネスのためにもトレンドになっているIT用語くらいは覚えておきましょう。

覚えておきたいITに関する用語

IoT

「IoT(アイオーティー)」は「Internet of Things」の略で、日本語では「モノのインターネット」と呼ばれています。「IoT」はさまざまなモノとインターネットをつなげようという考え方で、パソコンなどの通信機器以外も対象となります。

テレビ、冷蔵庫、洗濯機といった家電製品から、温度計、照明、電気メーター、工場の機械などあらゆるモノをインターネットに接続・コントロールし、より快適で安全な生活を実現しようという考え方です。インターネットに接続することにより、データの蓄積にも役立ちます。

クラウドソーシング

f:id:urj:20170214181126j:plain 出典:ランサーズ

「クラウドソーシング」はインターネット上で不特定多数の人に仕事を発注したり、受注してくれる人を探したりする仕組みのことです。案件を請け負うのは主にフリーランスや副業をしている人で、外部業者に発注するアウトソーシングとは異なります。

発注者側のメリットとしては、アウトソーシングを利用するよりも低予算で依頼ができる点です。設定した料金の中で受注をしてくれる人を募集するので、予算をオーバーする心配もありません。

受注者側は自分ができる仕事、やりたい仕事を選べるというメリットがあります。「タスク方式」「プロジェクト方式」「コンペ方式」など仕事の形式を選べるのもクラウドソーシングの特徴です。

クラウドファンディング

f:id:urj:20170214181140j:plain 出典: CAMPFIRE(キャンプファイヤー)

「クラウドファンディング」はインターネット上で不特定多数の人に資金提供を募るサービスです。金融機関から融資を受けることができず資金調達が困難な場合の選択肢のひとつで、アイデアや製品に共感してくれる人を募ってプロジェクトの実現を目指します。

支援者に対するリターンは、金銭的なリターンのある「金融型」、製品の購入など金銭以外のリターンのある「購入型」、リターンのない「寄付型」の3つがあります。日本では「CAMPFIRE」や「READY FOR」などが有名です。

グロースハック

「グロースハック」はユーザーの声やアクセス解析などから得たデータを元に製品やサービスの改良を行い、質を向上させていく手法を指します。グロースハックを職業にする人をグロースハッカーと呼びます。

製品・サービスを「グロース(成長)」させていく仕組みを作るのがグロースハックで、予算をかけずに成果を出すのが最大の目的です。広告費やマーケティング費用に多くの予算をかけられない中小企業にこそグロースハックが必要なのではないでしょうか。

ここ最近よく使われるIT用語なので覚えておきましょう。

ビッグ・データ

「ビッグ・データ」は従来のデータ処理やデータベース管理ツールでは処理できないほどの巨大なデータ群のことです。少量のデータでは見えなかったことも、多量で多様性のあるデータを分析することで問題点や傾向が明らかになってきます。

ビッグ・データは「マルチメディアデータ」「カスタマーデータ」「ウェブサイトデータ」「オペレーションデータ」など各種で構成されており、これらのデータを分析し、「売上増」「課題の洗い出し」「コスト削減」につなげます。

おわりに

ITトレンドは移り変わりが早く、次々に新しい用語が誕生しています。学ぶのを避けていてはいつまでもITを理解できません。

全てのIT用語を抑えるのは難しいので、せめてトレンドになっている用語だけでも覚えておきましょう。

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