少子高齢化の時代だから考えておきたい介護系のビジネス4選
高齢化社会の真っ只中にある現在、介護系ビジネスは有望な市場ですが、一口に介護系ビジネスといっても配食サービス、訪問介護、デイサービスなど様々な事業があります。
そこで本記事では、今注目を集めている介護系のビジネス4つを厳選してご紹介します。
配食サービス
今、高齢者向けの配食サービスの市場が急速に拡大しています。栄養バランスを考えて作られたお弁当を自宅まで配達してくれるということで、利用者が増えています。
フランチャイズの「まごころ弁当」「配食のふれ愛」では、調理済みのおかずを容器に盛り付けて配達するだけなので、調理経験は不要です。
小さい物件でも充分開業できますし、設備投資がほとんどいらないので初期費用が少なくて済みます。 さらに、「まごころ弁当」「配食のふれ愛」はロイヤリティがゼロなので、未経験でも開業しやすいといった特徴があります。
配食は将来性のある市場で、これからさらに需要が高まることが予想されます。介護系ビジネスの選択肢として、配食サービスを検討してみてはどうでしょう。
訪問マッサージ
訪問マッサージも需要が高まっている介護系ビジネスです。寝たきりで体が動かせない方、病気の後遺症で体が不自由な方のために、自宅にお伺いして施術を行います。
住み慣れた自宅で療養を望まれる高齢者の方は多く、今、訪問マッサージが注目を集めています。
「リーフマッサージ治療院」のフランチャイズは、国家資格取得のマッサージ師を雇用する形態であるため、資格を持っていなくても開業できます。資格をお持ちであればご自身でマッサージを行えますし、お持ちでなければマッサージ師を雇用して依頼主のお宅に派遣します。
利用者は慣れたマッサージ師に施術をしてもらう方が安心なので解約率が低いですし、紹介も期待できます。
また、健康保険適用のマッサージを提供するので、利用者の負担が少なく利用してもらいやすいのもメリットです。
小規模デイサービス
デイサービスによって規模が異なり、10名程度の小規模デイサービスもあります。規模が大きくなると人件費が多くなりますし、人手が足りないと一人ひとりの介護が行き届かなくなってしまいます。
小規模デイサービスなら一人ひとりに行き届いた介護ができますし、自宅にいるようなアットホームな雰囲気で過ごしてもらえる点に強みがあります。
たとえば、「団らんの家」は定員10名の小規模デイサービスで、民家を改修することでアットホームな雰囲気の介護施設にしています。定員10名なので一人ひとりに丁寧な介護ができますし、まるで自宅にいるような雰囲気で過ごしてもらえるのが良さです。
個人でデイサービス事業に参入するなら、「団らんの家」のような小規模デイサービスを検討してみてはどうでしょう。特に初めての起業の場合、最初から大きな規模で展開するのはリスクがあるので、小規模から始めることをおすすめします。
リハビリ型デイサービス
一般的なデイサービスは食事や入浴がメインですが、リハビリに特化したデイサービスもあります。リハビリ型デイサービスの「サロンオールディーズ」は、食事や入浴のサービスは行わず、リハビリ(機能訓練)のみを提供しています。
レクリエーションは認知症症状の予防になりますが、リハビリは体を動かすことが目的なので介護予防になります。
トレーニングマシンを使って運動するだけではフィットネスクラブと変わりませんが、「サロンオールディーズ」では一人ひとりに合ったプログラムを提供して個人に合ったリハビリを行います。
科学的根拠に基づいた介護予防自動筋力トレーニングシステム「リハトレーナー」により、一人ひとりに最適なプログラムを提案します。
デイサービスと言えば食事や入浴補助などの介護をイメージされるかと思いますが、「サロンオールディーズ」のようなリハビリを通して介護予防をするデイサービスもあるのです。
これからの超高齢化社会では介護予防が重視される世の中になると予想されるので、デイサービスのひとつの選択肢として検討されてはどうでしょう。