優れた経営者になるために身につけたい5個のスキル

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会社を経営する者としてのスキルが求められます。技術的なものではなく、ビジネスに必要なスキルがなければ経営者として成功するのは難しいでしょう。

経営者が身につけたい5個のスキルを解説しますので、これから事業を立ち上げようと計画している方はぜひご覧ください。

経営者が身につけたい5個のスキル

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現状を把握する能力

経営者はどんな時も現状を把握しておかなければなりません。現状が分かれば対策を打てますし、どうすべきかが考えることができます。希望的観測でこうであればいいと考えるのではなく、常に冷静に現状を見極めなければビジネスの世界では生き残っていけません。

“現状を把握する"というのは、”現状に向き合う"ということでもあります。時には辛い現状から目を背けたくなりますが、経営者は真正面から現状に向き合う強さが求められます。適切な判断・対応ができるように、常に現状を把握するように心がけましょう。

問題発見能力

水面下で問題が起こっているのにそれに気づかないままでいるのは非常に危険です。気づいた時にはもう手遅れ…という事態だけは避けねばなりません。経営者には現状を分析した上で何が問題であるのかを見極める問題発見能力が必要となります。早めに問題を発見できれば事態が悪化する前に対策を打てます。

事業の規模が大きくなるほど経営者の目の届かないところで問題が起こる可能性が高くなります。早期に問題を発見のためにどういった仕組みを作るのか、それを考えるのも経営者の仕事です。

人を動かす能力

事業規模が拡大すると一人では全ての業務を行うのが難しくなります。従業員の立場からすると、この人の考えには共感できると思える経営者の元で働きたいものですよね。使えない従業員なんてどんどん入れ替えればいい、という傲慢な考えでは人を動かすことはできません。人を動かすのは経営者の人間的な魅力に他なりません。

人を動かすのは簡単なことではありませんが、誠実で正直な人のもとには自然と人が集まってきます。悪意を持った人に騙されないようにだけ注意していただきたいですが、ビジネスをする上で人を動かす誠実さを持つことはとても大事です。

論理的に考えられる能力

ビジネスで戦略を立てるにしても、問題を解決するにしても、論理的に考えられる能力が必要となります。論理的思考(ロジカルシンキング)はビジネスをする上で必要な能力で、優れた経営者はたいてい身につけています。

感情的になってその場の勢いで決めたり、運任せで決めたりするようではいけません。たまたまうまくいくこともあるでしょうけれど、ビジネスは継続していかなければならないので、その場しのぎの行動では長続きしないでしょう。

論理的思考のトレーニングの方法として、「結論から話す」ことを意識してみましょう。結論が言えないということは考えがまとまっていないということなので、考えを論理的にまとめて話せるように意識してみてください。

時代の流れを把握する能力

ビジネスの世界は常に変動しています。そんな流動している世界の中で、時代にそぐわないビジネスで生き残っていくのは難しいことでしょう。アナログなやり方であっても、ニーズがあればビジネスとして成立します。

たとえば、今もなおレコードが売れていますが、一見すると時代と逆行しているように見えるものでも、デジタルの時代だからこそアナログの良さが見直されるものであって、それもひとつの時代の流れと言えます。

時代の流れを正確に把握するのは難しいですが、経営者は常に世の中の動向に目を向けておく姿勢が必要です。

おわりに

優れた経営者はこれらのことを自然と行っています。現状で身につけていないとしても、努力次第でこれらの能力を自分のものにできます。

ビジネスで成功する経営者になるために、ぜひ5つの能力を身につけてください。

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