リアルビジネスとネットビジネスそれぞれのメリットとデメリットを比較
ネットビジネスの対義語としてリアルビジネスという言葉があります。リアルビジネスはネット以外のビジネスの総称で、お店を経営したりサービス業を営んだりすることです。
リアルビジネスとネットビジネスのどちらで開業すべきか悩んでいる方のために、それぞれのメリットとデメリットを解説します。
リアルビジネスのメリット
人と人とのつながりができる
リアルビジネスでは人と人のつながりを作りやすいというメリットがあります。商売を通してお客さんや取引先とのつながりができるということです。
在宅で仕事をするネットビジネスは人と会う機会が少ないため、人と会う仕事が好きな方はリアルビジネスが向いています。
お客さんの表情がわかる
リアルビジネスはお客さんが喜んでくれる表情を直接見られるというメリットがあります。喜んでもらえると嬉しいですし商売のモチベーションにもなるでしょう。
ネットビジネスでもコメントや口コミでお客さんの感想を知ることはできますが、表情まではわかりません。お客さんの表情を見られるというのは大きな違いです。
リアルビジネスのデメリット
まとまった開業資金が必要
リアルビジネスで開業するにはある程度まとまった資金が必要となります。業種によって開業資金は大きく異なりますが、店舗の規模が大きくなるほど必要な資金も増えていくでしょう。
開業資金を抑えるには居抜き物件を探したり、店舗引き継ぎが可能なフランチャイズを探したり、いろいろ方法はあります。少ない資金で開業可能なフランチャイズもありますので、開業資金を抑えたい方はフランチャイズも検討してみてください。
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付き合いが増えると自分の時間が減る
お客さんや取引先との関わりができるのは嬉しいことです。
一方、付き合いが増えると自分の時間が減ってしまいます。取引先からのお誘いは断りにくいものですし、気を遣うので疲れてしまうこともあるでしょう。
自分の時間を多く持ちたい方はリアルビジネスよりネットビジネスの方が向いているかもしれません。
ネットビジネスのメリット
自宅で仕事ができる
ネットビジネスは自宅で仕事ができるのが大きなメリットです。自宅を事務所代わりにすれば事務所家賃を節約できますし、自宅家賃も事業に係る分を経費にできるので節税にもなります。
在宅で仕事をする場合、仕事の合間に炊事洗濯をしたり子供の送り迎えをしたりできるので仕事と家事の両立をしやすいです。柔軟な働き方がしたい方にはネットビジネスが向いています。
時間の調整がしやすい
ネットビジネスは基本的に自由に仕事する時間を決められます。リアルビジネスだとお店や事務所を開けている時間が決まっているのでそうもいきません。
ネットビジネスなら子供が急に熱を出して病院に連れて行ったり、予定外の用事が入ったりしても柔軟に時間を調整できます。
日中に仕事ができなくても夜に仕事をすればいいわけですし、体調を崩して仕事ができない日があれば翌日に繰り越せばいいので時間の自由度は非常に高いです。
ネットビジネスのデメリット
人と会う機会が少ない
ネットビジネスは在宅で仕事をすることが多いので、人と会う機会が少ないです。クライアントと直接会うことも少ないですし、お客さんはネット上にいるものの顔を合わせることもまずないでしょう。
人と会わないことに寂しさを感じる方にはネットビジネスは向いていないかもしれません。
モチベーション維持が難しい
ネットビジネスは自分で仕事の時間を決められる反面、モチベーションに左右されやすいというデメリットがあります。やる気が起きないからといって仕事をしなければ当然収入が減るので、生活に困ってしまうという自体を引き起こしてしまうこともあるでしょう。
リアルビジネスなら人の目があるのでやる気のあるなしに関わらず仕事をせざるを得ませんが、在宅で仕事をするネットビジネスは自分で律しないと際限なくだらしなくなってしまいます。人の目がないとついサボってしまうという方は、ネットビジネスは向いていないでしょう。
おわりに:自分に合った起業方法を選ぼう
リアルビジネスとネットビジネスにはそれぞれメリット・デメリットがあるわけですが、大事なのはどちらが自分に合っているかです。人と接するのが好きな方はリアルビジネス、自宅で気楽に仕事をしたい方はネットビジネスが向いています。
自分の性格をふまえてどちらの起業方法が合っているかよく考えてみてください。