伝え方を変えれば人生も変わる!人を動かす上手な伝え方のテクニック5個
「なぜ一生懸命話しているのに相手に伝わらないのだろう…」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
相手を動かすには伝え方のテクニックが必要です。伝え方を変えれば人生も変わると言っても大袈裟ではありません。
これから解説する人を動かす上手な伝え方のテクニック5個を知れば、伝え方、そして伝わり方が変わってくるはずです。
相手に伝わらないのは伝え方のテクニックを知らないから
同じ要件でも、上手に伝えられる人と伝えられない人がいます。頼みごとが上手な人と下手な人がいるのは、伝え方のテクニックを知っているか知らないかの差によるものです。
伝え方が上手な人は知ってか知らずか伝え方のテクニックを身につけています。伝え方が下手な人はテクニックを知らず、ただ自分の伝えたいことを懸命に伝えようとしてしまいがちです。
懸命さに動かされることはありますが、一辺倒な伝え方では相手に伝わりませんし、人を動かすことはできません。
伝え方のテクニック
相手のことを理解する
伝え方は相手によって変わります。人を動かすには、相手との関係、相手の性格、相手の立場など、相手のことを理解する必要があるということです。
褒められて動くタイプなのか、興味があることで動くタイプなのか、締め切り間近になって行動するタイプなのか、といった相手をタイプで分析すると考えやすいと思います。相手が褒められて動くタイプならば、「この間作ってくれた資料、とても評判よかったよ。今度の会議の資料も頼まれてくれないか?」という風にお願いをした方が相手は動く気になるでしょう。
このように、相手を知れば伝え方も変わってきます。上手に伝えるために、まず相手のことを理解しましょう。
相手のメリットを考える
「伝える」という行為は自分本位になりがちです。 人を動かすには、相手にとってのメリットを考えなければなりません。
自分にとってそのお願いをすることにメリットはあるけれど、相手にとってメリットがないなら引き受けたくないと思うでしょう。相手がメリットを感じるお願いならば引き受けてくれるでしょうし、相手にプラスになることならば自分の伝えたいことがより相手に響くはずです。
話を端的にまとめる
話が長くなると聞いている方は疲れてきますし、集中力が切れて内容が頭に入ってこなくなります。
人に何かをお願いする時は、話を端的にまとめるようにしましょう。話が長くなればなるほど相手に伝わりにくくなり、本当に伝えたいことがぼやけてしまいます。
忙しい相手に長々と話をするとそれだけで嫌がられてしまいますし、時間をとられたことで引き受ける気持ちが減退してしまうことでしょう。つい話が長くなってしまう方は注意してください。
相手のやりたいことを考慮する
相手を動かすには相手のやりたいことを考慮する必要があります。仕事の場合、将来の目標やキャリアに沿った内容であれば、多少しんどいことでも引き受けてくれる可能性が高くなるでしょう。
仕事はやりたいやりたくないで決められるものではありませんが、相手のやりたいことを考慮するのとしないのとでは相手の心情が全然違ってきます。相手のメリットにも通ずることですが、相手が何をやりたいかをふまえた上で何をお願いするのかを考えてみましょう。
ネガティブな情報は伝えない
少しずるい方法ではありますが、ネガティブな情報は伝えない方がよい場合もあります。
たとえば、「この案件、誰も引き受けてくれなかったのだけど、君がやってくれないか?」と頼まれたとしたらどうでしょう?「誰も引き受けなかった」=「誰もやりたくないこと」=「しんどいこと、面倒くさいこと」と想像しますよね。そんな頼まれ方をされても引き受けたいとは思いません。
この場合、「君の丁寧な仕事ぶりが評価されている。この案件はぜひ君にぜひやってほしい」とポジティブな感情を交えると相手が受ける印象が大きく変わります。このように、わざわざネガティブな情報を伝えなくていい時もあるわけです。
おわりに
自分本位の伝え方では相手に伝わりません。相手を動かすのですから、相手のことを考えないと伝わらないのは当たり前です。
「どうして分かってくれないんだ」と相手に腹を立てる前に、自分の伝え方を見直してみてください。